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誤解の正体

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誤解って誰でもするし、誰でもされますよね。
この記事でお話しするのは、ちょっとした何気ない誤解とは別のものです。
実は人は目的が合って誤解をすることがあるのです。
そのことについてお話します。


曲解をするとき、人はどういう心理なのか?
例えば、極端な例ですがテストで高得点をとったBさんに「さすがですね」とAさんが言ったとしましょう。
このときBさんが急に怒り出して「そうやって人をバカにするのか」と言い出しました。
Aさんはわけがわからないままです。
なぜこうなるのかというと、実はAさんは成績優秀で毎回100点に近い点数をバンバン出していたからです。
その立場の差にBさんは腹を立てたのです。
このときのBさんにはどういう心理が働いているのでしょうか?
このときのBさんが感じているのは劣等感ではなく、アドラー心理学でいう劣等コンプレックスです。
これはなにかというと、劣等感がこじれたせいで自分や相手を攻撃してしまうことです。
歪んだ嫉妬のようなものでしょうか。
それに対して、純粋な劣等感とは理想の自分との比較で生じます
付け足して言えば、「そういう風になりたい」という劣等感は誰でも抱くものです。
劣等感は「もっと頑張ろう」とエネルギーに変えることができるのですが、他人を絡めて攻撃までしてしまう劣等コンプレックスはコントロールが利かないものなので、解消されないまま人にやつあたりをしてしまったりするのです。

前記事でも紹介しましたが人には投影という心理があります。
投影により自分のマイナスな部分が相手に見えてしまうと、他人にストレスをぶつけたりなど愚行に繋がりかねないです。
人は目的のために行動を選択します
たまに、「え、なんでそんな誤解をするの?」という人がいますよね。
例えば人の役に立ちたいと思いアドバイスをしたら、相手が機嫌を悪くして根拠もなく否定してくる。
これは劣等コンプレックスであり、投影でもありますね。
協力意識が弱くて競争心の強い人は、こういった成長していく人を抑えようと邪魔をしてきます。
そうすることで、相手が遠い存在になってしまうことを防ごうとしているからです。
しかし、そんなやり方は大きな間違いです。
他人が成長していくのに何か感じるものがあるなら、自分も成長していけばいいのです
もちろん競争的ではなく、協力的でいることが大切です。
「この人に負けたくない」だと視野が狭くなり疲れるだけです。
「この人と何か一緒にできないか?」と考えることが協力意識を育てます
競争心は自覚がなければ麻薬でしかない
競争心は1つの目安と捉えることが大事です。
その枠組みでは、自分はこれぐらいの位置にいるんだなという1つの目安です。
劣等コンプレックスを防ぐには、他者というコントロールできないものをコントロールしようとせず、我が道を歩くことが大事になります

「自分の目標は何か?」
それを意識していれば、余計な感情に振り回されることはグッと減ると思います。
そして、投影によるよくない影響を防ぐには自分が相手に、自分のどの部分を映し出しているのかを自覚することです。
ここまでくれば、おのずとわかってくるでしょう。
そう、誤解の正体とはその人の弱みです。
もちろん必ずしもそうとは限りませんが、誤った解釈をしてしまうときはその場合が多いと考えられます。
別に普通のことを言ってるだけなのに、急に腹を立てたりする人がたまにいますよね。
投影により自分の弱みを相手に見てしまっているから、何でもその自分の弱みにあてはめて見えてしまうのです。
そうやって現実を見る勇気がない人は誤解を利用して、他人を通して自分の弱みを否定することで、自分を正当化するという目的を果たそうとします
そういう人がいたら、「投影で相手に自分の弱みを見ているんだろうな」という可能性も考えてみましょう
そうしたらそっとしておいたり、その状況に合った優しい言葉を投げかけてあげたりするといいかもしれませんね。
まあでも、色眼鏡がある状態の相手に話しかけてもこじれるだけということもありますので、状況により判断するといいと思います。


いやぁ、考えれば考えるほど人って面倒なところがありますね(笑)
だけどそういうところから目を逸らさずに、受け入れて向き合っていくことが大事です。
投影によりやつあたりされても、言い合いの土俵には一切乗らないことがポイントです
優しい人だと「マイナスな投影をされないようにするには……」とか考えてしまいがちだと思いますが、その必要はないです。
他人に自分の弱みを見てしまうのも、必要以上の競争心でこじれてしまうのも本人の問題です。
その人自身の問題であり、他者が考えたり思ったりすることは他者の課題です。
また、同じ職場で休んでいる人がいたとしても、よっぽどでない限りはあえて声かけしすぎない。
そうすることで、依存やストレスをぶつけられることを防ぐことができるでしょう。 ブログランキングに参加中です。
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Category: ライフハック
Published on: Thu,  01 2017 18:07
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