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モチベーションを引き上げる「ワード報酬サイクル」

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あなたは褒められるとやる気がでるタイプですか?
きっと褒められたら嬉しいという人はたくさんいると思います。
実は、「内発的動機づけ」(好奇心や関心)からのやる気のある人ほど、金銭などの報酬と比べて言葉の報酬を与えられた方がモチベーションが高くなることがわかっています。
これを「エンハンシング効果」といいます。

こんな効果があると「やる気が上がるんだったらどんどん褒めあった方がいい」と思いますよね。
しかし、それは違います。
考えなしに使ってしまうとマイナスになってしまう可能性があるのです。
では、言葉で褒めることの落とし穴と活用法についてお話します。


言葉の報酬の使い方
あなたには後輩がいますか?
仕事もそうですが、学生なら部活で後輩がいるかもしれませんね。
では、その後輩を褒めることはありますか?
また、どのような褒め方をするでしょうか。

実は、褒めるという行為は依存を促してしまうのです。
これが褒めるという行為の落とし穴です。
「褒めてくれるからやる」と無意識にでも思い込んでしまうと、自発的な行動力が低下してしまいます。
そうならないためにも依存ではなく、自立を促すことが大事なのです。

では、褒める代わりにどうすればいいか?
アドラー心理学では、「勇気づけ」をすることがいいといわれています。
尊敬する、感謝する、支えてあげる……そういったことで、相手に主体的になってもらうのです。
何をやるにしても、最終的に判断するのは自分です。
人は「他者にやらされる」よりも「自分でやる」ことの方が、何倍もの力を発揮することができます

褒めるという行為の本質は、その人の価値観の中で褒めるという意味になります。
それを基準にしてしまうのが、依存の原因になってしまうのです。
だからこそ相手を敬う、「ありがとう」と言う、アドバイスや協力的な姿勢でいることが大切です。
相手に踏み込みすぎず、褒めることの落とし穴を回避するようにしましょう。

また、アドラー心理学で他者の課題と自分の課題を区別することを「課題の分離」といいますが、これが上手い人には軽く褒めるぐらいは大丈夫だと思います。
課題の分離ができる人は褒められたとしても、「自分は自分」「他人は他人」ということを理解してくれているので、多少褒めてしまっても依存にはつながりづらいでしょう。
そしてそういう人を褒める場合なのですが、まず相手がやる気のある人なのかそうでないかを観察しておく必要があります。

やる気のある人といってもこの場合は、好奇心や関心による内発的動機づけが強い人のことです。
人は他者や外部から褒められることで、内発的動機づけが強くなります
褒める内容もできれば、相手の努力を褒めてあげるのが効果的だといわれています。
例えば、「さすがだね、今までの努力の結果だよ」でもいいですし「前よりも成長してるね、コツコツ頑張ってた成果だ」と言ってあげると、相手のモチベーションはグングン刺激されて、その人の作業は洗練されていくでしょう。


ワード報酬サイクル
言葉の報酬を自分に活用する方法もあります。
ちょっと寂しい方法かもしれませんが(笑)
例えば、5日間で「これをやり続ける」と決めて、5日後にリマインダーをセットしておく。
リマインダーには文章をつけて、内容は「ありがとう」と目標を達成した未来の自分に書いておくことです。
そうすると、目標をクリアできた自分がいたとして、5日後に過去の自分からきた感謝の文章を見たら、今の自分も過去の自分に感謝の気持ちが出てくるようになります

未来へのメッセージみたいなものですね。
もちろん、それを使うまでもないという人は使わなくても構いません。
今よりもやる気をあげたい人だけが使ってください。
リマインダーには日、週、月ごとなど繰り返し機能があるので、定期的に過去の自分からの感謝や褒め言葉がくるとモチベーションを自分だけで強化していくことができます。

過去の自分は今の自分に感謝し、今の自分は過去の自分に感謝する
こうすることで幸福度も高まりやすくなり、高いモチベーションが回り続ける「ワード報酬サイクル」ができあがります
褒めてくる相手が自分なら、偏った依存も起きないですからね。

ただ、リマインダーだと予定通りに作業ができなかった場合、消したり時間を変えたりと面倒なところもあります。
それを避けたい場合は、紙に書くでもいいでしょう。
紙の裏面に目的を達成した自分への感謝のメッセージを書いておいて、目標を達成するまでは裏面を決して見ない
こうすることで、目標を達成したタイミングで過去からの感謝の言葉を受け取ることができます。
この方法は、目的を「量」で管理する場合は使いやすいと思います。


モチベーションを引き上げる「ワード報酬サイクル」いかがでしたか?
言葉に比べて地味だったかもしれませんが、いざやってみると自分を責めたりすることが大きく減ると思いますよ。
好奇心が強い人は言葉で褒めるとやる気を上げてくれると思うので、ぜひ使ってみてくださいね。 ブログランキングに参加中です。
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Category: ライフハック
Published on: Tue,  20 2017 14:06
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