有意義タイム

ARTICLE PAGE

メタ認知を鍛えてマルチタスクを強化しよう

a0002_010488.jpg

アメリカの心理学者ジョン・フラベル博士が提唱したもので、「メタ認知」という言葉があります。
これは知覚や記憶、学習や言語などに関する自分という存在を、高い視点から俯瞰して認知することですね。

RPGなどのゲームをやっているとき、主人公を自分として操作している状態をイメージしてみてください。
簡単にいえば、このようにより高次元の世界から見ているということがメタ認知です。
今回はこのメタ認知を鍛えて活用する方法についてご紹介します。


ワーキングメモリーを鍛えれば、メタ認知が強化される
ワーキングメモリーとは短期記憶のことで、人の短期記憶は容量は7つ前後といわれています。
このワーキングメモリーに考えがたくさん入ってしまっていると集中しづらく、1つ1つの作業に時間がかかるようになってしまいます。
例えば人前で話すときや、何かについて練習していて本番で実力を発揮したいときに、ワーキングメモリーの能力が低下していると頭が真っ白になって何をしたらいいかわからなくなったりします。

特に内向的な人ほど細かいことをいろいろ考えすぎてすぐにワーキングメモリーを使ってしまったり、内向型は外からの影響に敏感なので人前になると実力が半分以下になってしまったりします。
もちろん外交的な人でも、作業の効率化のためにワーキングメモリーを鍛えることは大きなプラスになるでしょう。
ワーキングメモリーを鍛えるとメタ認知したときの処理能力が強化されて、全体を把握しやすくなります。

これはなぜかというと、ワーキングメモリーの強化によって複数のことを同時に考えたり処理できれば、自分が考えていること、自分の周りのもの、自分のやっていることなど、より複数のメタ認知がしやすくなるからです。
このようにメタ認知が強化されれば、全体を把握しやすくなるのでマルチタスクが強化されるのです。

つまり。
ワーキングメモリーが鍛えられる→メタ認知したときの処理能力が高くなる→マルチタスクが強化される
ということになります。


マルチタスクのメリットとデメリット
人によってはマルチタスクはダメなんてきっぱり言ってしまっている人がいますが、それは早計というやつです。
何が言いたいかというと、ものによってはシンプルタスクがいいものとマルチタスクがいいものに分けられるということです。
「そう言っても区別するのが大変」という人のために、区別するための判断基準を提示します。

まずは、高い集中力が必要な作業か、です。
高い集中力が必要な作業は、シンプルタスクの方がいいです。
むしろ、こういうものをマルチタスクにしてしまうと作業効率が低下して、思うように良い結果が出づらくなってしまいます。

あとはクオリティ重視の場合ですね。
質の高い作業がしたいなら、シンプルタスクがいいです。
シンプルタスクにすれば高い集中力が発揮できるので、作業スピードもアップします。

今やろうとしている作業について自問してみてください。

高い集中力が必要か?
クオリティ重視か?

まんまですけど、こんな感じでサクッと区別できるといいですね。
で、高い集中力が必ずしも必要でないなら、マルチタスクにしても構いません。
クオリティもある程度できていればいいというものなら、マルチタスクでOKです。
マルチタスクのメリットとしては、モチベーションを維持しやすいというところですね。
高い集中力が必要な作業って、人間なら休憩なしでずっとはできませんよね。

ときには難しい課題が現れて、挫けそうになることもあるかもしれません。
しかし、マルチタスクであれば悩んだり停滞している間も音楽やラジオなどが流れ続けているので、時間を上手く使えている感じがして気分転換しやすいのです。
だからこそモチベーションアップに繋がり、習慣化しやすいというのが大きなメリットですね。


ワーキングメモリーの鍛え方
では具体的な鍛え方について。
私がおすすめの方法はカラオケですね(たぶん、私のほかの記事でももうお話したかもしれませんが)。
採点は音程が表示されるものがいいです。

「え、そんな遊びでいいの?」と思うかもしれませんが、意外とこれが効果的なのです。
2週間に1回はカラオケに通うといいでしょう。
何度も通っているうちに「もっと上手くなりたいな」と思ってきます。

そうすると自然と歌い方について調べ始めて、いろいろなことを意識しながら歌うようになります。
喉をこれぐらい開こう、ここでアクセントを強めよう、こういう風に抑揚をつけようなどなど。
しかも、音程を合わせる意識をしながら。
そう、実は歌うというだけでたくさんのことを意識するのです。
この全体を俯瞰するというのが、ワーキングメモリーとメタ認知の強化に繋がります。

慣れてきたらそんなに意識しなくても上手く歌えるようになると思うので、そうなったらまた新しい曲にチャレンジすればいいのです。
また、運動もワーキングメモリーの強化に効果的だといわれています。
走ることや筋トレなどは、複数の動作を同時に考えなければいけないので、それが短期記憶を強くしてくれます。


まとめます。

ワーキングメモリーが鍛えられる→メタ認知能力が高くなる→マルチタスクが強化される
2つの質問で判断。 高い集中力が必要か? クオリティ重視か?
カラオケや運動がワーキングメモリーを鍛える

また、普段から同時並行でできそうなものを探してみるというのもいいですね。
ぜひ、メタ認知を鍛えて作業スピードを高速化させてみてくださいね。


参考文献
『仕事がはかどる! 超高速脳のつくり方』(梶本 修身 著 宝島社)

ブログランキングに参加中です。
ブログランキング・にほんブログ村へ
Category: ライフハック
Published on: Tue,  29 2017 19:37
  • Comment: 0
  • Trackback: closed

0 Comments

Post a comment