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『無能なナナ』1巻感想(ネタバレあり)

『無能なナナ』
1巻(るーすぼーい 著、古屋庵 著、スクウェア・エニックス)。

好きなシナリオライターの漫画なので気になっていて、読んでみました。
ざっくりストーリーを説明すると、都市を破壊し、人々に危害を及ぼすとされる“人類の敵”というのがいて、実はその正体は特殊な能力を持った人間。そいつらを絶海の孤島にある学園に、人類の敵と戦うための訓練だと騙して通わせ、ナナというヒロインが能力者を抹殺していくという話ですね。

良い意味で期待を裏切られた作品でした。
普通に読んでいくと、中島ナナオが主人公なのかなーという感じでストーリーが進んでいきます。中島は無能といわれ、教室でいじめられたり、からかわれているといった様子でした。
しかし、リーダーを決める戦いで、ある生徒が炎の能力を暴発させてしまい、それからみんなを守るために中島は“無効化”の能力を発動します。

これはなんとなく予想がつきました。中島も大した能力じゃないみたいに言ってたし、普段使っていないところとかで無効化能力ありそうだなーと。ヒロインのナナは中島をリーダーとしてふさわしいと言い、お互いの仲も良くなりいい雰囲気に。
ここまでは所謂、王道マンガ的に進んでいったのですが……。
これから淡い恋愛要素も楽しめるバトルマンガが始まるのかなと思った瞬間……。次のページをめくったとき、「こう来たか!!」と驚きのあとに笑いもでてきました。面白いっ!

次の瞬間、中島はナナに崖から突き落とされてしまいます……。そして、ナナは“心を読める能力”があると言っていたのですが、それは嘘。相手の言動を観察して心理を読むことで、あたかも心を完全に読んでいるかのように振舞っていただけでした。

さらに、ここで大きな事実が判明します。
あらすじだけではわからないのですが、実は人類の敵=能力者。もちろん、学校にいる生徒はほぼ能力者が集められているので、自分達を普通の人間だと思い込み、人類の敵は他にいるのだと決めつけています。ですが、事実は違うのです。

無能力者=人間であり、この無能力者たちが学校に忍び込んで周りの生徒と同じように過ごし、人類の敵である能力者を倒していくということですね。1話だけでも読みごたえがあり、最初の辺りでは考えもできないようなことが起こっていき、作品としては素晴らしいの一言です。このあともいろいろな能力者が出てくるのですが、気になるのはキョウヤですね。
キョウヤは、最初は能力は明かさない転入生として来ます。この、ナナとキョウヤの心理戦が本当に面白くて見物なんですよね。

心が読めるのに知らなかったのか?

俺が不老不死であることは



ここのシーンめっちゃかっこよかったですね!
キョウヤのいた倉庫というか小屋みたいなところが、ナナの手によって焼かれてしまいます。
そして、小屋から出てきたキョウヤは1度倒れます(たぶん演技です)。こうすることで、相手の様子を探って、不自然な点を見つけたのですね。
ナナは心が読めない可能性があるナナは敵である可能性がある
おそらくキョウヤはこれらの推理を進め、1巻は終わりました。


こんなにワクワクしたのは久しぶりでしたね。
次の巻も楽しみです。


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Category: ライフスタイル
Published on: Mon,  30 2017 06:05
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