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失われた時間を取り戻すテクニック①

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「有意義な時間の使い方」は、このブログの研究テーマの1つでもあります。
今回はそんな「時間」の上手な使い方について、『週40時間の自由をつくる 超時間術』(メンタリストDaiGo 著 実務教育出版)から文章を紹介しつつ、お話したいと思います。


時間がないのではなく、優先順位が決まっていないだけ
よほどブラックな仕事についていない限り、時間がないということはありえません。使える時間が「0」ということはないはず。
社会科学者であるジョン・ロビンソン博士が「アメリカ人はどのように時間を使っているのか?」を数十年にわたって記録して、見つけたデータを紹介させていただきます。

・多くのアメリカ人は、「自分は週に60~64時間は働いているはずだ」と答えた
・実際に計測した1週間の労働時間は、平均44・2時間だった



ロビンソン博士によると世界中の人が実際に仕事に使っている時間の合計は、実は過去40年で少なくなっているそうな。これからも分かるとおり、決して物理的に時間がなくなっているわけではないのですね。しかし多くの人は、時間の上手な使い方を知らないせいで、時間がないという思い込みや錯覚に陥ってしまっています。「そうは言っても時間を作り出すにはどうしたらいいの?」という人は焦らずに、具体的な方法も紹介します。

まずは、「やることは自分で増やしている」ということ。そして、1日の中でやらなくてもいいことは探せば、意外と見つかってくるはずです。やることを増やしすぎてしまうと1つのタスクに使える時間も少なくなってしまい、あまり作業が進みません。作業や進歩が見えづらいとモチベーションが低下する原因になってしまいます。これを防ぐには少数に集中すること、なるべくまとまった時間で1つのタスクに集中するというシングルタスクを心がけることが大事です。


ゴールコンフリクトが、時間不足の錯覚をつくりだす
「ゴールコンフリクト」とは、いくつもの目標が衝突してしまうという意味。心理学では、時間不足の感覚をつくりだす最大の原因として、考えられているそうです。運動や仕事、勉強や貯金など、目標が多すぎることでぶつかりあい、時間が足りないという感覚に人は襲われます。

つまり、この衝突を解消し、両立できる目標に変えられれば「時間がない」という感覚から脱出できます。まず、コンフリクトのよくあるパターン3つです。

1.わかっているけどやらないコンフリクト
2.思い込みコンフリクト
3.無知コンフリクト



だいたいは言葉の通りです。
次に、具体的な方法として「コンフリクト・リスト」というものを紹介させていただきます。

1.いまの目標を10個書き出す
2.10の目標から重要だと思う5つを選ぶ
3.5つ目標の「障害」を書き出す
4.それぞれの「障害」をコンフリクトのパターンに割り振る



私も実際にやってみましたが、意外と工夫すれば改善できるところが見つかりました。
「わかっているけどやらないコンフリクト」→やるしかない仕組みをつくるというのがコツといわれています。

例:健康的な食事をしたいのに、ついジャンクフードを食べていまう。
解決策:健康食品の定期宅配を頼む。

これは行動経済学者のダン・アリエリー博士が提案した方法です。なるほど……これは確かに健康的なものを食うしかなくなります(笑) また、ダイエットしたいけど、好きなものをたくさん食べたいというときは「来年に海やプールに行く約束を、1年前の早いうちからしてしまう」という解決策もありでしょう。これで1年後に海に行くことが決まったら、みっともない姿は見せたくないので痩せるしかなくなりますね。

「思い込みコンフリクト」→ダークな未来を考えてみる
例:将来楽しく生活していくには、勉強よりも遊びまくったほうがいい
ダークな未来:低下層の職にしかつけず、思い切った遊びや旅行もできずに、30年後の誕生日に一人で涙を流す……など。

自分で書いててもゾッとしましたね。ですが、この勉強と遊びは両立しないわけではありません。例えば、友人と遊ぶときに前に読んだ本の話を共有すると決めておいたり、遊びでいろいろなものを観察していたらふとアイデアを思いついたりなどするかもしれません。勉強した方がいいのに変わりはありませんが、勉強と遊びは両立できて高めあえるものなので、この思い込みコンフリクトはクリアできます。割合はあれど。

無知コンフリクト→知的謙遜
「知的謙遜」とは、自分の知識の限界をちゃんと把握できている状態のことです。「自分はこれについてどこまで知っていて、どこから知らないのか?」というのをなるべく明確にすることがポイントだと思いますね。ある研究では、知的謙遜レベルが高い人ほど長期的に見てものごとを学ぶスピードが速く、違う意見の他者からも知識をどんどん吸収していく傾向があったそうです。

知識が足りないせいで目標が衝突しているように見えてしまう「無知コンフリクト」は、視点を変えることが解決の糸口です。『週40時間の自由をつくる 超時間術』では「ソクラテス式問答法」を紹介しています。

1.明確化の質問 問題の具体的なゴールはなんだろう?
2.前提の質問 問題についてわかってないことはなんだろう?
3.証拠の質問 いまの答えを事実だと考えた理由はなんだろう?
4.起源の質問 いまの自分の考え方やアイデアはどこから得たものだろう?
5.結果の質問 問題を試したらどんな効果があるだろう?
6.視点の質問 他の人はこの問題にどう答えるだろう?
7.仮定の質問 いまの答えの代わりに、どんな答えが考えられるだろう?



簡易バージョンとして、いつでもすぐに使えるように、私が簡単にアレンジしたものを質問文を書いておきますね。

目標をより具体的にできないか?
これについてまだ知らないことは?
自分の尊敬している人なら、どう考えるか?

「時間をかけたくない」という方はこちらをどうぞ。もちろん、「無知の知」とも言われているので、しっかり深堀りするならソクラテス式問答法を使った方が効果は高いです。自問を上手く使うことで両立する答えが見つかることもあるので、そうなればあなたもコンフリクトの罠から脱出することができるでしょう。


まとめ
・優先順位を決めてやることを減らし、自由時間を取り戻す
・ゴールコンフリクト(目標どうしの衝突)を解消することで、時間不足の感覚から脱出できる
・「わかっているけどやらないコンフリクト」→やるしかない仕組みをつくる、「思い込みコンフリクト」→ダークな未来を考えてみる、無知コンフリクト→知的謙遜+視点を変えて解決策を探す+ソクラテス式問答法


参考文献
『週40時間の自由をつくる 超時間術』(メンタリストDaiGo 著 実務教育出版)


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Category: ライフハック
Published on: Sun,  01 2018 00:25
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