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失われた時間を取り戻すテクニック②

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作業を細切れにすることで、時間感覚がおかしくなることを「時間汚染」といいます。
では、この「時間汚染」から自分の時間を守る方法についてお話したいと思います。


効率が下がる原因
・やるべきことが多い人ほど、生産性が低い
・忙しい人は有能だという誤解
・よくないマルチタスク


やることが多いほど生産性が低下するのはなぜかというと、注意が分散しやすくなるからです。1日の中でやる作業はなるべく少数に絞った方が成果が出やすいのは、シングルタスクはフロー(超集中)状態に入りやすく、より速く作業が進んでいくからです。単純に、注いでいる時間からも、「この時間にやる作業は1つ」のように決めた方が成長もしやすくなるとわかりますね。

また、マルチタスクは生産性が40%低下し、ひとつの作業を終えるまでの時間と作業ミスする確率が50%増えるとも言われています。この「作業から他の作業への注意の切り替えが何度も行われるたびに、時間に対するプレッシャーは増える」と社会学者のジョン・ロビンソン博士は言っています。言い方を変えれば、扁桃体が刺激されることによってストレスを感じてしまうわけですね。

ただし、複数作業にはいいマルチタスクとよくないマルチタスクがあります。いいマルチタスクとは音楽を聴きながら単純作業をやったり、オーディオブックを聴きながら運動したりといった、ちゃんと成立するものです。しかし、オーディオブックを聴きながら読書となると同じ「言語情報」なので脳が混乱して、注意の切り替えにストレスを感じ、これが時間汚染につながってしまいます。これはよくないマルチタスクといえるでしょう。アイデアを出したいときは、敢えて情報を混ぜるのもありですが、基本的には集中できたほうがいいので、シングルタスクのほうが効率がいいです。

他にもマルチタスクのデメリットはあります。
・柔軟性の低下
・記憶力や理解力、認知能力の低下
・ネガティブ感情が出やすくなる(ストレスで前頭葉、扁桃体、灰白質の萎縮)
・コルチゾールの分泌により、情報処理能力の低下→ニューロンが萎縮して感情コントロールや問題解決能力、レジリエンスの低下

簡単にまとめると、無理なマルチタスクは脳へのダメージがでかいわけですね。
どれだけマルチタスクがヤバイのかがよくわかります……。


時間汚染を防ぐ方法
具体的にどうすれば、時間感覚の歪みから回復できるのか。
基本的には、音楽+運動や単純作業といった、いいマルチタスクに切り替えていくことが大事ですね。最近だとテレビをつけっぱなしで、作業をする人も多いみたいでこれは気をつけたほうがいいです。自分も昔はよくやってました(笑) もちろん音楽番組などで、テレビ側にほぼ意識を向けなくていいものなら、いいマルチタスクとして成立します。ですが、何か気になったことがあったときなど、テレビに注意力をもってかれる可能性もあるので、なるべくなら音だけにしたほうがいいかもしれません。

他には、あれこれやらずに、「今日はこれをやる」と決めておくのがいいでしょう。私がおすすめするのは、朝1日の予定をチェックするときに、自分に「今日は1つのことしかできないなら、何に集中するか?」と質問を投げかけることです。慣れたらもう少し砕けた質問文でもいいですが、それでも答えは2つ以内に絞ります。メインでやる作業は1つ、多くても2つまでにしたほうが集中しやすいので、この自問の習慣を身につけておくと便利です。

それでも「やりたいことがたくさんある」「切り捨てるのが難しい」という人は、月ごとにメインタスクを変えるという方法がおすすめです。頻繁に大きなタスクの切り替えをしていると頭も何を中心に考えたらいいかというところで、思考が分散してしまう可能性があるので、月ごとか2周ごと、少なくとも3日ごとでメインタスクをスイッチすればあれこれ迷わずに済むのではないかと思われます。

また、割り込み作業はメモしてあとでまとめてやるとか、あらかじめ作業の手順を書き出しておいて明確にしておくと作業の切り替えが楽になります。その上で、「切り替えを減らして、まとまった時間は作れないか」と考えてみるといいと思います。


まとめ
・よくないマルチタスクは脳にダメージ、効率を下げる
・作業や注意の切り替えを減らして、時間汚染を防ぐ
・まとまった時間で1つのことに集中する習慣をつける


参考
メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」

参考文献
『週40時間の自由をつくる 超時間術』(メンタリストDaiGo 著 実務教育出版)

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Category: ライフハック
Published on: Thu,  12 2018 22:44
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